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助成金獲得講座 第1章 〜絶対要件、事前準備〜

当事務所へのご相談で多いのは、「このまえ新規雇用したのですが、何か助成金もらえますよね?」
「新規事業を始める予定ですが、何かもらえますか?」というものです。

答えは、残念ながらどちらもNO。
助成金獲得のためには、守らなければいけない絶対要件があります。

□共通の絶対要件

(1)『事前準備』(事前書類を提出していること)
これは助成金獲得の鉄則です。
上記の例では、雇用前に提出していないともらえないわけです。
また、「新規事業」だけではもらえません。その後雇用した場合に対象になります。

なお、審査抽選(序章参照)の種類では、事業に対するものもありますが、申請のタイムリミットがあります。
これを狙うなら、この申請期間に合わせて新規事業を始めることが必要です。

(2)労働・社会保険の手続をしていること(初めて雇用の企業は、すぐに手続すること)
助成金の財源は「雇用保険」です。
法定義務ですし、この手続をしない場合は、当然もらえません。
「義務と権利の関係」ということです。

(3)労働法定3帳簿等を整備していること(労働者名簿、賃金台帳、出勤簿、就業規則)
これも法定義務です。申請の際の添付書類にもなります。 無い場合は申請も通りません。

(4)税務帳簿を整備していること
これも添付書類になります。

(5)適正な労務管理が行われていること
申請時、支給を待つ間、支給後にも調査が入ります。助成金の対象者だけでなく、会社全体で判断されます。適正でないと判断された場合は、支給前なら不支給、支給後なら返還になります。

以上ですが、難しく考えることはありません。
当たり前のことをすればいいだけです。

また、「絶対支給」ですから、はじめから、どうすればもらえるかがわかっています。
考え方としては、その要件に合わせていけばいいわけです

次章から、具体例で解説していきます。

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